二〇一七年六月二十六日月曜 午前
昨日は、久しぶりに自堕落な休日を過ごせた。
先週の東京出張、その前の日曜は研修。
昨日は雨が降って、家族もわがまま外出を言いづらい。
社会人に自由自堕落な休日というのは、非常に貴重だ。
おかげで、朝は近所にできたばかりの名古屋系コーヒーチェーンをのぞき、
その後は映画鑑賞。合間に艦これどっぷり。
ちなみに映画は「シン・ゴジラ」。うん、実に自堕落。
自分はゴジラは好きで、この映画も放映直後に2回見たのだが、レンタルで新作の縛り(二泊三日まで)も消えて一週間レンタルに切り替わったので、借りることに。
見た感じ、旧東宝系ゴジラを想像しながら見たら拒否反応が出るだろう。
特に登場直後のあれは、生理的に合わない人も多いと思う。
ここからネタバレ気味だが、
映画を見るとき、カエルが苦手な人は覚悟した方が良い。
さすが某エヴァの監督、リアル使徒。キモいわ。
怪獣映画は大まかに、『怪獣VS怪獣大決戦』か、『怪獣VS自衛隊(か他国軍)人間ドラマ』の二つの流れに分かれるが、『シン・ゴジラ』は後者。
『シン・ゴジラ』は、ストーリィ的にも見るべき所が多く、日本らしいドラマが光っている。
だが、『日本の常識、世界の非常識』、他国に受け入れられるとは限らない。
最初のヘリ攻撃、直前中止命令。
外国では、あそこまで庶民に優しいと、国の危機というより単なる子供用映画だなと本気を疑う気がする。
その他にも、
査定にならないと宣言され、活動に全てを賭けて悔いない巨災対メンバー。
パニックも暴動も起こさない、300万人以上の大移動。
自衛隊指揮官のしぶい『仕事ですから』。
すっとぼけたおっさんにしか見えない総理代行が、実は物凄い策士。
・・・・・・日本以外の国では、常識どころかあり得ないと非難されるんじゃないか?。
私たちだと、『そうだよなあ、日本人はそうだよ』と思いカタルシスを得るのだが。
日本ではヒットしたシン・ゴジラが、外国では受けなかった理由はそういう所じゃなかろうか。